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ミュージカル・ケーナイン・フリースタイル  MK9 Free Style
この章のルールやガイドラインの詳細は、WCFO(世界ケーナイン・フリースタイル機構)の解説を参考に要約したものです。
ミュージカル・ケーナイン・フリースタイルとは?

ミュージカルケーナイン・フリースタイル(以下MK−9に略)は、オビディエンス(服従訓練)とダンスをとてもユニークに楽しく結合させた、比較的新しいドッグスポーツです。

他にもケーナイン・フリースタイル、ミュージカル・フリースタイルとも呼ばれます。

競技では、ヒールワーク ツー ミュージック(Heelwork To Music)と、ミュージカル フリースタイル(Musical Freestyle)に大別できます。

犬とのチームワークを、音楽とダンスを融合する事で、より楽しく、しかもエキサイティングに表現する為に考案されたオビディエンスです。

ハンドラーは、一般によく見られる服従競技の歩き方ではなく、音楽に合わせたフットワークが要求されます。

犬が脚側行進の様な動きをする事もMK-9の重要な構成要素のひとつですが、スタンダードでない動き(技)も重要な構成要素です。例えばスピンやローリングや様々なジャンプなどの自由演技も、MK-9をよりエキサイティングに表現するために取り入れられます。

又、パートナードッグの集中力や、MK-9に対する強い興味も重要な評価ポイントです。

ハンドラーの様々な上半身の動きは、音楽に解釈を与えるものでなくてはなりません。

又ハンドラーが衣装を着ることで、音楽についての解釈を高め、観客を演技の世界に引き込む事も重要です。

 

競技中ハンドラーは、適度なコマンドにより、犬に演技を促したり、励ましたりする事は許されますが、訓練用の道具(ボールやクリッカー等)やエサ等の使用は許されません。

但し、MK-9を演出するために必要な若干の小道具(ステッキ・マフラー・リング等)は許されます

ミュージカル・フリースタイル と ヒールワーク・ツー・ミュージックの区別
"Freestyle heeling"
ヒールワーク・ツー・ミュージック では、犬がヒールポジション(脚側)で音楽に合わせてヒールパターンを実行する事に焦点が置かれています。
この時ハンドラーは、犬の持っている才能を、最大限に見せる事が重要な役割で、Freestyle heelingの主要な目的です。

@ 犬とハンドラーのチームは4フィート(約120センチ)以上離れてはならず、常に近くにいること。
犬は、ハンドラーの脚の間を通過してはならない。(例外として、ペアチームで、それぞれのチーム「犬とハンドラーのチーム」が、もう一組と距離をおくときは別)

A ジャンプ、蛇行、前進、距離の離れたところでのスピンや回転等は禁止。総ての動きは、脚側状態の運動の範囲内で。

B ヒールワークは、両サイド、前と後、正面に向き合う(顔と顔)、背中を見る(一列に並ぶ)、あるいはお互いに背中を向ける、また、4フィート以内なら、対角線上の動きも可能です。

C 指導手のステップは、音楽に合っていること。ダンスステップのほうが望ましく、歩くステップでも可能。

D 小道具の使用は許されますが、それはダンスルティーンに必要な物であるべきです。

※人と犬の距離が1.2メートル以上離れた場合は、失格とはならず、減点(1.5)となる。

ミュージカル・フリースタイルとは、BGMに合わせてついて歩く事ではありません。
MCSIのルールでは、犬がヒールポジションを離れて動いたり、様々な動きや技を織り込む事を奨励しています。
パートナー同志は互いに自由で、演技や動きには創造性と多様性が要求され、チームワークが重要視されます。

ハンドラーと犬にとって危険でない限り、どんな動きも可能です。

人から離れた動き、ジグザグ歩行、ジャンプ、外(自分から遠く)に向かって動く、新しい動きなどは高く評価されます。

動作は、どんなポジションからも出来ます。(意味がわかりません)

小道具等の使用はOKですが、それはダンスルティーンに必要な物であるべきです。

全ての競技に共通の減点と失格
荒っぽいハンドリングや、犬のカラーをつかんだりすると減点の対象となります。
あまり吠えた場合も、減点の対象となります。

スパイクチェーンや訓練用ハルターの使用、競技会場の中での違反行為、競技会場から出る、
また競技会場内でのフードや訓練用道具の使用、規定より長すぎる、あるいは短すぎる音楽、
距離的に離れ過ぎた動き、規定にない危険な動きなど。
その他
MK-9は、個人(ハンドラー1人・犬1頭)、Brace(ハンドラー2人・犬2頭)、チーム(それぞれが犬を連れたハンドラー3人以上)等のクラスに分けられています。
又、1995年にはタンデムクラス(ハンドラー1人・犬2頭)が、エキジビションのみの部門として設けられました。(紐付き・紐なしがあります。)
しかし、Masters(資格称号?)を得るためには、紐なし部門の資格を得なければなりません。

それぞれのクラス事に決められたスコアの累積に基づいて、下記の称号及び称号章がチームに与えられます。
  • W-DD:   Dancing Dog achieved with  W-FD, and Bronze Bar
  • W-DDX:  Dancing Dog Excellent achieved with W-FDX,Bronze Bar, & Bronze Medal
  • W-DDM:  Dancing Dog Master achieved with W-FDM,Silver Bar, & Silver Medal
  • W-Ch.DD:  Ch. Dancing Dog achieved with  W-Ch.FD,Gold Bar, & Gold Medal
MCSIとは?
MK-9はカナダのブリティッシュコロンビア州で行われたパシフィック競技会が事の始まりで、団体服従訓練競技に、音楽に合わせた服従競技が登場しました。
又その競技会で、一人の女性が愛犬のゴールデンレトリバーと共に、オビディエンスの動きを、音楽に合わせてまるで踊る様な演技を実演披露し、観客の喝采を浴びました。
その後1992年に同じ競技会で、フリースタイル・オビディエンスの個人と団体の部門が設けられ、多くの参加者が観客を魅了しました。
しかし、ほとんど確立されていなかった審査基準で競技が行われた事により、多くの問題点が起き混乱を招きました。
フリースタイル・オビディエンスが新しいドッグスポーツとして確立する上で、それらの問題点の早急な解決の必要性を感じた人々によりMCFI(ミュージカル・ケーナイン・スポーツ・インターナショナル)が設立されました。
その後1993年から1994年の競技において、MCSIの確立したルールとガイドラインにより競技が行われ、スムーズな競技の進行がなされましたが、この団体は現在では活動を中止しています。
その後、夢であった国際機構(WCFO)がアメリカで実現した現在でも、このMCSIが確立したルールやガイドラインの骨子が採用され、MK-9の世界的普及に貢献しています。
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